小仏峠と景信山

 旧甲州街道はJR中央線「高尾」駅から国道20号を相模湖方面に徒歩で約30分。

 五月初旬、久しぶりの富士日和。富士山を拝むため景信山に行って来ました。普段なら高尾山から尾根伝いに景信山に向かうのですが、ミシェランが三ツ星評価をしたおかげで休日の高尾山は人だらけになってしまいました。ケーブルカーの待ち時間が3時間などと馬鹿げた状態になっています。

 高尾山を自分の家の庭のようにしていた私にとって誠に迷惑なことです。そんな訳で今回は高尾山を避け小仏峠から景信山へ向かうことにしました。

 小仏峠は旧甲州街道の一部です。JR「高尾」駅から国道20号すなわち甲州街道を山梨方面に向かって進みます。「高尾」駅から約30分歩いたところに、新道と旧道の別れ道があります。新甲州街道の紹介は何時かの機会に譲って、まずは旧甲州街道の景色を縮小写真で紹介します。

 私は程よく田舎くさいこの旧道が好きです。

 旧甲州街道をしばらく進むと、江戸時代の関所跡にたどり着きますが、今では石碑しかないつまらない場所です。

中央高速道路八王子ジャンクション付近

巨大なコンクリートの構造物が作られている最中です。何でしょう。

高尾山の真下をぶち抜くトンネル工事の現場でした。

国際マス釣り場

どこに行ってもマス釣り場は国際という名前が付くので不思議に思っています。

明治時代に作られたレンガ橋。橋の上はJR中央線が走っています。

JR高尾駅から小仏峠の裾野までは京王バスが通っています。

ここのバス停あたりから登り坂の傾斜がきつくなります。

景信山に直接向かうルートの入り口

このルートは景色があまり良くないのでお勧めできません。

車が通れるのはここまでです。ここから先は誰もが歩きになります。

冬以外は温度が高いので、あまりうまくない湧き水

 この辺からは江戸時代とそれほど変わっていない景色だと思います。「当時の庶民は何を考えながらこの道を登ったのか。」と、思いを馳せながら坂道を登りました。

かなり登ってきました。峠はもうすぐです。

 標高560メートルの小仏峠に着きました。車が通れなくなった場所から概ね40分位登った場所です。

江戸時代から旅人を見守って来た道祖神とお地蔵様

 明治天皇も歩いて峠を越したこともあります。江戸時代以前はここに関所がありました。

 峠を越えると旧道は相模湖方面に下って行きます。今回は景信山に登るのが目的ですから、これ以上旧道を進みません。

 こちらは小仏峠から城山、高尾山へ向かう2つのルート、どちらのルートを使っても同じ所に辿り着きます。

小仏峠での休憩を終えて、景信山に向います。

 元気な若者たちが駆け足で坂道を登って行きました。

 最近、無秩序に植えた木が育ちすぎて景色を台無しにしている場所が沢山あります。私が学生時代のころ高尾山から陣場山に至る尾根は、富士山が見える場所が方々にありましたが、植林された杉が育ち過ぎて、現在は富士山の見える場所が数える程になってしまいました。

 平地でも同じです。所かまわず木を植えれば良いという物ではないと私は思っています。折角の風景を遮えぎってしまう植林は止めて欲しいと思っています。

 ここでは所々、杉を伐採しつつじのような背丈の低い植物に植え替えて欲しいなと思っています。ブツブツ。

 杉の木陰から少しだけ見えた富士山。

頂上に着きました

ここの茶店のお勧めは「なめこ汁」です。

私はここで「なめこ汁」をすするのを楽しみにしています。

景信山の三角点  標高は727メートル

鉄塔が見えるのは城山

丹沢の峰々

丹沢・塔ノ岳

 本日の登山は「なめこ汁」をすするのと、富士山を見るのが目的でした。

5月でこのように富士山がはっきり見えるのは数日しかありません。満足な気分です。

 「富士山はやっぱりいいなぁ〜。」日本に生まれて良かったと思う瞬間です。

水平線中央付近て白く見えるのは西部球場のドームです

新宿方面

 天気予報によると本日の気温は30度を超えていたそうです。せっかくの絶景も水蒸気で霞んでいました。

 冬は、はっきりと確認できる新宿副都心のビルも水蒸気で影絵のようになってしまいました。

相模湖 望遠400ミリ

八王子城址の山。右から二番目のコブに本丸がありました。

この日の翌日登りました。

陣馬山に向かうルート

今回は陣馬山には向かわず登って来たルートを戻りました。