江戸の末期、地元の名主畑野孫八が作った庭園です。豊富な湧き水と地形をうまく利用して滝を整備しています。庭園を作った名主のセンスのよさを感じる公園です。

 JR王子駅から歩いて約10分間、住宅密集地のど真ん中にこんもりとした森が出現してきます。これが名主の滝と呼ばれる公園です。

しゃれた入り口の名主の滝公園

公園の中は鬱蒼とした森になっているため、清涼感たっぷりです。

 敷石はすべて自然石なのが良いです。

男 滝

 落差8メートル、水量も充分にあり近くで見ると迫力があります。結婚式場等の人工的な滝を除くと、自然の水源を利用したこんなに大きな滝が東京23区の、それも住宅が密集したこの地に残っていたなんて、一種の感動を感じました。

濁枯の滝

女 滝

湧き水

 公園の場所は高台と低地の境目なため、湧き水が豊富です。この境目が少し気になります。公園を含んで、王子駅から東十条までのJR京浜東北線沿いに台地と低地の境目が続いています。過去の地価変動により出来た断層ではないかと素人ながら推測しています。

北区名主の滝公園の所在 北区岸町

JR王子駅より徒歩10分