「南蔵院」

住所

東京都葛飾区東水元2-28-25

「しばられ地蔵」で有名なお寺

場所 葛飾区水元 

交通

京成電鉄/JR「金町」駅より徒歩約25分。

バスは 「金町」駅前から京成バス「戸ケ崎操作所」乗車。「しばられ地蔵」停車場で下車、徒歩約3分

しばられ地蔵尊の由縁


 享保年間、吉宗、大岡越前時代の話です。呉服問屋越後屋の手代弥五郎が南蔵院前を通りかかった時、一休みしようと背負っていた反物をお地蔵様の横に置いて休んだところ、うっかり寝入ってしまい目覚めた時に大事な反物が無くなっていることに気がつきました。

 弥五郎があわてて奉行所へ駆け込んだところ、大岡越前が「門前に立ちながら盗人の所業を見逃すとは、ふとどきせんばんな地蔵である。その地蔵を召し捕ってまいれ」と命じ、縄で縛られた地蔵様が台八車に乗せられ奉行所に召し上げられました。

 その様子をみた江戸市民はもう大変。江戸中にその話が広がり、前代未聞の地蔵の詮議を見物しよと、我れ先と奉行所の白洲に江戸市民がなだれ込みました。

 ところが大岡越前は集まった民衆に対して「天下の奉行所をなんと心得る。野次馬連中に木綿一反の過料を申し渡たす。」との鶴の一声。やがて山と積まれた反物の中に盗品が二反が紛れ込んでいるのが判り。吟味の末、盗人はお縄となり「これにて一件落着。」

 以来、盗難厄除けをはじめ、あらゆる願いごとを叶えてくける地蔵尊として、庶民に慕われてきました。 

しばられ地蔵が祭られている南蔵院は正式名「業平山東泉寺南蔵院」と呼びます。

業平山という名称からも元は本所(現墨田区)に所在していたことが判ります。

聖徳太子堂

本堂

かなりりっぱな花が咲きそうな藤棚

縛られ地蔵の他に水子地蔵尊も祭られています

「ののさま」お地蔵様。

ののさまって知っていますか?。釈迦や先祖を象徴するお地蔵様ですが

児童に親しみやすい表情をした地蔵様です。

以前は墨田区の吾妻町にお寺がありましたが、

関東大震災で荒廃したため現在の葛飾水元に移転しています。