雑司ヶ谷の鬼子母神

場所 豊島区雑司が谷。

都電荒川線の「鬼子母神前」駅より徒歩ですぐ。 

  豊島区雑司ヶ谷の鬼子母神は日蓮宗・法明寺の一部で震災と空襲の被害から辛うじて逃れたため、江戸時代に建立された本堂などの建造物が残っています。

 境内はケヤキの大樹に覆われており、都会のオアシス的な存在になっています。

 鬼子母神は安産と子育ての神として信仰されています。神になる前は千人の子供を生みながら他人の子供を食べてしまう悪女でしたが、お釈迦様が彼女の末子を隠し子を失う母親の苦しみを思い知らせました。

 その後仏教に帰依し子供と安産の守り神となっています。ここの寺では鬼の角を取り除いて「」と書きます。

 「」の絵馬はザクロの実が絵柄になっています。「再び子供を食べたくなったら、人肉に似ているザクロを食べて自分の子供がいなくなった時の苦しみを思い出せ。」と、お釈迦さに諭された事が縁で、「」は必ずザクロの実を携えています。

 境内はケヤキが生茂り、木陰で休憩すると気分が落ち着きます。

法不動(のりふどう)堂

金剛不動尊が安置されています。

」の石像

古社武芳稲荷

 「」が祭られる前からこの地に存在していたお稲荷さんです。ここの境内の大家さんです。

本殿の北側に祭られている妙見さま

 妙見さまは、北極星が菩薩になったものです。物事の善悪や真理を見通す神通力を持つ菩薩です。

 都内でただ一箇所残っている都電荒川線を利用してに向かうのも、風味があって良いと思います。