国立天文台

 三鷹市の国立天文台を訪ねてみました。私が小学校時代から興味のあった場所で、約40年目にして初めて訪れることが出来ました。

第一赤道儀室

 赤道儀というのは、地球の回転に合わせて望遠鏡を自動的に動かし星を追尾する機械のことです。

 望遠鏡はドイツのカール・ツアイス社製で太陽を観測をするのがこの天文室の役割でした。係員の説明によると、つい最近まで現役として活躍していたそうです。

国立天文台パンフレットの切り取り

 

星を追随する赤道儀は鳩時計の原理と同じです。

錘が落下する力を回転に変え写真の減速機でゆっくり望遠鏡を動かします。

 太陽を直接目で見るわけには行きませんので、白い紙に太陽の像を投影して観測します。

 ドームを回すハンドル。観測者は地球の回転に合わせて定期的にハンドルを回すことになります。「天体観測は地味で根気のいる仕事だなあ。」と思いました。

太陽も自転していますので、黒点もこのように移動して行きます。 

(国立天文台のパンフレットより盗用)

観測員はこのように毎日スケッチによって記録をとります。

(国立天文台のパンフレットより盗用)

大赤道儀室

 長さが約10メートルと。国内では一番大きいレンズ式の望遠鏡が備えられています。

 「この望遠鏡でアンドロメダ星雲を見るとどれ位大きく見れるかと。」係りの人に質問した所、ぼやーっとした小さな雲のようなものが見えるだけでデパートで販売されている望遠鏡と大して代わらないとの事でした。雑誌などで見る鮮明な星雲の写真と同じように見えるのは反射式の望遠鏡で規模の大きいものでないと無理だと聞きました。

 

国立天文台パンフレットの切り取り

 

アインシュタイン塔

 太陽光のスペクトラムを観測する天文台です。

 太陽光をミラーで反射し地下室にあるプリズムを通してスペクトラムをスクリーンに投影します。 アインシュタインの相対性理論を太陽光の観測で証明しようとしましたがうまく検証ができなかったそうです。しかしながら太陽光の解析で多くの成果を出したそうです。

国立天文台パンフレットの切り取り

 

野球のグランド

このほかにテニスコートがありました。

 野球グランドの横には50センチ反射望遠鏡のドームがありますが普段は一般人には見せてもらえません。

建物周辺の花壇は荒れ放だい

 三鷹の天文台は現役を引退したものが多く、地方や海外の観測に適した場所に新しい天文基地が築ずかれています。今日はそれらの天文基地の取りまとめがここの天文台の役割になっています。

 そのため、広い敷地は必要がないと思いますが、広い敷地は自然が少なくなった東京において武蔵野の雑木林を今に残す貴重な存在になっていると思います。

その雑木林を散策してみました。

謎のピラミットを見つけました。

雑木林の中に入ってみます

地面は草がたくさん蔓延り土が見えません。人手が入っていないからでしょう

林の中であじさが少しだけ咲いていました。