茨城大串貝塚

 貝殻が地表に露天している場所があると聞いて、茨城県水戸市の大串貝塚を訪ねてみました。

 

 大串貝塚は茨城県の水戸市に所在します。水戸市は海からかなり離れた場所に位置しますが、縄文時代前期にあたる約6000年〜5000年前は、海面が今より3〜5メートル位高かったため、海岸線が今の内陸部まで引き下がっていました。そしてこの時期、日本の各地で大規模な貝塚が形成されています。

 

 貝塚は岡状になっており、一部貝塚の断面が見れるようになっていました。この施設は鍵が掛かって中に入れませんでしたが、外からでも断面を覗くことができました。帰りに事務所の人に尋ねたところ、団体の見学者が来たとき公開するようです。私のために鍵を開けても良いと言われましたが、わざわざ戻るのもめんどくさいので遠慮しました。

貝塚のある岡の上は公園として整備が行き届いていました。

 公園中には縄文土器の縁取りをデザインした建物の博物館が作られており、ここの貝塚から出土した遺物が展示されています。

貝塚から取り出した実際の貝殻

 ここに展示されている縄文土器は皆底が平らでした。

こんなに肉厚が薄い縄文土器は初めて見ました。

 縄文、弥生、古墳、各時代の住宅が復元されていました。

 復元住宅のうち、縄文時代の物を重点的に紹介します。

弥生時代の住宅。縄文時代とそれほど変わってはいません。

 古墳時代の復元住宅。現在でも残っている藁葺き屋根の家と殆ど変わらないですね。すなわち縄文時代のアイデアが現在でも、ちゃんと生きているのですね。